私自身、普段は怒ることも少なく、夫婦喧嘩もあまりないのですが、妊娠中はいろいろとヤバかった…世の中の旦那さん!妊娠すると自分でもびっくりするほど妻は別人になります!!
大喧嘩!友人への妊娠報告
妊娠前から恐れていたつわり…幸い私は軽く、偏食や食欲不振くらいでした。10~11週あたりはさすがに気持ち悪くて寝たきりでしたが、夫も理解してくれて、あまりストレスなく過ごせていました。
しかし…噂に聞いていたホルモンバランスの乱れが私にもやってきたのでした…。
妊娠初期がもうすぐ終わる頃、夫がZoom飲みで友人に妊娠報告しているのが聞こえてきました。
まだ安定期に入ってないし検診前なのに、何で相談もなしに周りに話すんだろう…とモヤモヤモヤ。喧嘩し慣れていない私は、隣の部屋から「まだあまり周りに話さないでほしい」とメッセージを送って寝ました。笑
夫は素直に謝ってくれました。
しかしその数日後、私が親しい友人に妊娠報告をしているのを聞いた夫がぼそっと一言。
「なんで俺は報告したらダメで、〇〇(私)はいいのか分からない。」
今考えたら夫の疑問も理解できるし、報告する相手もきちんと選んでくれていたのですが、当時はイライラがMAXに!!
いやいやいや!お腹で守ってるのは私だし!
検診で無事を確認した直後だし、自分の体のことは自分が一番分かってるから!
なんで嫌味を言われなきゃいけんのだ!!怒
という感情を出してしまい、数日後に大爆発&大号泣…家から飛び出しかけました。(ごめんね夫くん)
妊娠中って、ちょっとしたことが気になったり、腹が立ったりするんです。
特に安定期までは、赤ちゃんの命を守らなければならないという重圧が、増し増しでのしかかってきます。
旦那さん側は理不尽に感じることがあるかもしれないけど、少し寄り添ってもらえると、妻側も素直に謝れると思います。笑
そして、周りへの報告はぜひお互い話し合ってから進めましょう!
妻が出産する前までは、妊娠=つわりのイメージがあって、つわりが過ぎればこれまでとあまり変化ないでしょ?と思ってました。。
生きる価値なし…追い詰められた切迫流産
無事安定期に入って少し安心した矢先…出血があり「切迫流産」と診断されました。
自宅で絶対安静を言い渡され、仕事も休んでほぼ寝たきり生活が始まりました…結局1ヶ月安静のままでした。
最初の方は、ゴロゴロできて良いかなと思っていたのですが、食べて寝るだけ・動けない生活が続くと何の生きがいも感じません。
赤ちゃん用品を見るにはまだ早く感じて身が入らないし、読書や映画も暇をつぶすための強制のような感覚になって、ただボーっとスマホを眺める日々でした。
すると…「ただ寝ているだけで、仕事もできない、何の価値も生み出してない。私って生きてる価値あるのかな…こんな弱い私が母親になって良いのだろうか。なんで私だけこんな苦しい思いをしないといけないのか。」と謎のループにハマりはじめました。笑
気を抜くと涙が止まらなくなって、完全に病んでましたね…。
私の場合は夫がゆっくり話を聞いて、近くの自販機まで連れ出してくれたことで落ち着いてきたのですが、一人だったらどうなっていたか…。
どんなに普段元気な人でも、妊娠中はちょっとしたことでメンタルがやられます!!
自分で感情をコントロールできなくなったら、何かおかしいなと思ったら、周りの人に助けを求めてください。
特に旦那さんは、忙しくても奥さんの様子に敏感になってほしいと思います。
これ、旦那さんも気を付けてほしいです!
妻は行動が制限されてくるので、これまで分担できてたことはできなくなります。その分、こっちで巻き取らなきゃ!っていう思いがあるのに、育休とる前の調整でいつも以上に忙しくなったりします。
身重の妻がいるんだから、家庭フル回転なのは当たり前でしょ?と、これから育休とるんだから、今頑張って働くの当たり前でしょ?という双方のプレッシャー&作業量に挟まれることになります。けど、妻はもっと大変。職場にも言えたもんじゃないので、愚痴を吐く場所はないです。
抱え込みすぎて潰れないように、この時ばかりは、いろんな人に助けをもとめてください。
つわりだけじゃない!数々のマイナートラブル
妊娠する前は、妊娠=つわりを乗り越えれば大丈夫というイメージでした。
でも妊娠してみて…全然そんなことない!何で誰も教えてくれなかったの!!というのが感想です。笑
私の場合は…こんな症状がありました。
◆頭痛→妊娠中期くらいまで続きました。ロキソニン飲みたかった…。
◆鼻炎→くしゃみと鼻詰まりが治まらない…後期まで続いて苦しかったです。
◆便秘→地獄。黒豆茶やオリゴ糖、いろいろ試したけど結局薬出してもらいました。
◆胃もたれ→妊娠後期、食べた後1時間は動けませんでした。寝ない方が少しだけ楽。
◆息苦しさ→少し歩くだけで息切れ&クラクラ。早く赤ちゃん出てきてほしかった!
程度や種類の差はあれど、必ず妊婦さんは何かしら苦しい思いをしながら妊娠生活を送っています。
ぜひとも!!家族の皆さんサポートをお願いします…!!!笑
言動には気を付けて!立ち合い出産の心得
コロナ禍ではあるものの、私の産院は出産1時間前から立ち合いOKでした。
妊娠前から、夫は「立ち合いはしたくない。〇〇(私)の苦しむ姿を見たくない」の一点張り。心細いから立ち会ってほしいと交渉して、覚悟を決めてくれました。笑
しかし出産が近づいてきた臨月、夫はネットで見たのか「出産の現場は血だらけで臭く、気持ち悪いらしい。立ち会えるのか不安だ、怖い」と言い出したのです。
その場では軽く受け流したけど、なんだかモヤモヤモヤ…今だからこの場で言います!
2人の子じゃー!!こちとら命がけで産むんだから、気持ち悪いとか怖いとか、思ったとしても私には言わんでくれー!!!
はい、スッキリしました♪笑
結果、病院がしっかり配慮してくれて、血の出る現場が見えないようにしてくれました!
夫も、赤ちゃんが生まれる瞬間を見られてよかったと言ってくれましたし、私も感動の瞬間を一緒に迎えられたことは一生の思い出です。
出てきた胎盤も一緒に見ましたが、興味深かったようです。笑
もちろん、立ち合いは嫌な夫婦もいると思います。しっかり夫婦で話し合ってお互い納得できればOKです。
もし立ち合いすると決まったなら、「女性が産む役割を担ってはいるが、ふたりの子供である」という認識を最後まで持って臨むのが、夫婦の平和につながるのではないかと思います!
ネットで立ち合い出産の良くない情報ばっかり入れてしまい、ずっと拒否ってました。
ですが、最後は、妻の「一人だと心細いから立ち会って♪」の言葉で決心しました!
結果、産声を聞いた瞬間二人で涙するという、忘れられない瞬間を二人で経験できました。
ついつい妻側の意見ばかりぶつけてしまいましたが、夫との協力があったからこそ無事出産・育児ができていて、夫には感謝ばかりです!
妊娠~出産後の2人のチームワークこそ、未来の夫婦生活を支える基礎になると思います。
穏やかな気持ちで出産を迎えられる夫婦が一組でも増えますように…!!
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