【コロナ禍・陣痛促進剤】破水から始まったわたしの出産レポート

育児
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妻

39w0dで男の子を出産したときのレポートを残しておきたいと思います!

ちなみに、初産・里帰りなし・普通分娩・最後の1時間だけ夫立ち合い・チョロチョロ破水からのスタートでした。

コロナ禍だったけどがんばった…!人に聞きにくい「トイレ事情」も経験談として書いてみました。

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わたしのバースプラン

コロナ禍の影響をもろに受けた我が家の妊娠出産。妊婦検診の夫同席は一切NGでした。
ただ、出産立ち合いは産まれる前後1時間のみOK、面会も1日1時間は許可が出ていました。
(大変な中、ここまで許可してくれた病院に感謝です)

バースプランですが、正直何を書いていいのやら…。Instagramを参考にしながら色々と書いてみました。具体的にはこんな感じ。

・優しく前向きな言葉をかけてほしい
・呼吸法、いきみ逃がし、いきみ方の指導をしてほしい
・お産の進み具合を適宜教えてほしい
・立ち合いの夫には頭側にいてほしい
・夫にマッサージの仕方を教えてほしい
・陣痛中のトイレが不安(プランじゃない(笑))
・産声を録音したい
・出産後、母子接触したい&夫と3人で写真を撮りたい

出産がただ不安だということが伝わってくるバースプラン…だって怖かったんだもん!
当日はプランのことなんてすっかり頭から抜けていましたけどね…

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38w6d あれ、破水したかも?

破水と尿漏れって区別つくのかな?!とふと不安になって、調べてから寝た夜。
朝4:00頃に「あれ?なんか水が出てる…?」と感じて目が覚めました。
少し力を入れると水が出てくる…そして出血もありました。痛みは、生理の始まりみたいな感じ。

意外と冷静なもので、夜用ナプキンをつけて病院へ電話。
念のため来てくださいと言われて、夫を起こしました。
準備で部屋を動く度にチョロチョロと水が出てきて、終始そろりそろり歩き。
尿漏れとは明らかに違う感覚だったので、区別つきます!

陣痛タクシーは3社登録していましたが、夫がカーシェアの車を予約してくれたため2人で病院へ。
「いつが誕生日になるかね~」と、まだ気楽に会話する余裕がありました。
お腹は史上最強に張っていましたが、まだ陣痛は来ていなさそうでした。

破水確認後、入院へ

5:00に病院到着。初めての産褥ショーツに手間取りながら分娩用の服に着替えます。
検査したところ、多分破水とのことでした。
24時間自然陣痛を待って、こなければ明日陣痛促進剤を使いましょうと言われました。
このときはじめて「内診グリグリ」を経験しました…想像以上に痛かった…。

LDR室で朝ごはんのフレンチトーストをしっかり食べ、テレビ見たり仮眠したりしながら、その時を待ちました。しかし…一向に陣痛が来ない。
最初は「今日出産かも?!」とソワソワして、助産師HISAKOさんのYouTubeを見て予習していたのですが、こんなに何もないと気も緩みます。
これでは、ただご飯をもらってダラダラしに病院に来た人になってしまうという、別の焦りを感じ始めます。

陣痛来ず。部屋へ強制送還

夕方、ついに助産師さんから「多分陣痛は来ない」と言われ、LDR室から個室へ移動。
明日8時半から陣痛促進剤を入れる宣告を受けました。しかも、促進剤入れてもお産が進まなければ、一旦切り上げて翌日再スタートとのこと。
絶対嫌だ!1日で絶対産む!と決意。

夜、夫が面会に来てくれて、心細かったのでとてもホッとしました。
面会もNGだった妊婦さん、本当に大変だっただろうなぁ…。

夜中、お産の緊張で眠れない

出産で体力を使うと聞いていたので、22時半に就寝。
寝なくてはと思いつつも、翌朝から陣痛が来ると思うと怖くて寝付けず…何度も目が覚めました。
突如痛みが来るのと、痛みが来るタイミングがわかっているの、どっちがいいんでしょうね…

朝方、「これ陣痛かも…」という痛みが5分おきくらいにやってきました。
まだ重い生理痛のような感じで、横向きで体を丸めていれば我慢できるレベル。
ナースコールするか迷ったけど、「こんなのまだ甘いよ」と言われたら恥ずかしいので、深呼吸でやり過ごしました。(人の目すごい気にする(笑))

39w0d 促進剤を入れてお産スタート!

良くも悪くも、分娩に関してあまり事前勉強をしていなかった私。
陣痛には2~3分ごとに波があって休憩できることも、促進剤は痛みが強いらしいということも知りませんでした。(実際休憩というより意識が飛ぶ(笑))
朝っぱらから準備が始まります。

6:30 促進剤を点滴するための針を入れられる

点滴も人生で初めて。太い針を血管に刺されることにビビる。
針を刺して、水?みたいなのを入れられたのが、もう促進剤なのか不安になって助産師さんに聞く。
(そんなわけあるかい)

720 LDR室へ移動

8:10 朝ごはんとともに点滴開始

子宮口はまだ2cm程度。でも赤ちゃんの頭は下がってきているらしい!(内診グリグリ痛い)
30分ごとに促進剤の量を増やしていって、陣痛間隔を見ながら調整していくそうです。
10時くらいになったら痛みもきつくなってくるとのことでした。

朝ごはんも迷いつつ完食。陣痛中に吐いちゃうとネットで見たので(そんなことばっかり調べてる)大丈夫かなと思ったけど、シナモントースト美味しくて!

左には点滴、右にはお腹につながれたNSTの機械で、身動き取れず…トイレを無駄に心配し始めました。

850 陣痛3分間隔

案外早く陣痛の間隔が狭くなってきた…とりあえず助産師さんに教えてもらった「ふぅー」の呼吸でしのぎます。そしてさらに間隔が短くなるものの、これが普通なんだと思い込みとにかく耐える。
どうも促進剤が効きすぎていたようで量を減らしてもらいました。ナースコール押すの怖い病…

気を紛らわすためにワイドショーを見てたのですが、番組内の占いで自分が最下位でした…。普段気にしないのに無性に腹が立ったな(笑)

院長先生の内診グリグリが痛すぎて…陣痛きてるときにすごい勢いでグリグリされるもんだから、もう悶絶でした…でもそのおかげで陣痛が進んだ感覚あり!ゴッドハンド!11:00頃には子宮口4cmくらいに。

1200 昼ご飯を食べさせられる

ご飯どころではないが、助産師さんから「少しでも食べて体力つけて!」と言われて、陣痛の合間に茶碗蒸しをかきこむ。

この頃から、もう呼吸法ではどうにもならなくなってきました。痛さのあまり「うぅ…」と声が漏れ、ベッドのバーをひたすら握りながら髪の毛をひっぱりはじめました。
テレビつけてたけど、ヒルナンデスのお気楽トーンにイライラしはじめ(ヒルナンデスは悪くありません)、画面の時刻を見ていると、あと何回陣痛来るんだろう…と心が折れそうになったので消しました。
私は大橋トリオが好きなのですが、気分転換に流してみたけど癒し音楽は全く合いませんでした。(笑)

14:00前には子宮口7cmくらい。ちなみにここまで、LDR室ではほぼ一人。
「〇〇(私)は痛みに強そうだから大丈夫!」と言ってくれた友達の言葉に支えられ、なんとか気を保っていました…水飲ませてほしかった!!コロナめ~~~!

1400 いきみたくなってくる

これまでの痛みだけでなく、いきみたい・お腹に力を入れたい感覚になってきました。
(う〇ち出したい感じとよく聞きますが、私もそんな感じでした)
弱音を吐けないと思って我慢してきたナースコールを初めて使い、「いきみ逃がしってどうしたらいいですか…ハァハァ」と質問。
ここらへんからやっと助産師さんがずっと傍にいて、テニスボールを押してくれました。
優しい助産師さんが隣にいると、しっかりしなきゃ精神が崩れて思う存分苦しみました…(でも最後まで叫ばなかった!)

もう何度目か分からない内診グリグリをされ、ついに破水!ドバーッと出ました。自宅での破水は「高位破水」だったようです。ここから一気に進んで、子宮口9cmくらいまでいった!
「あとどれくらいですか…」を何回も聞いて助産師さんを困らせる(笑)

14:30 夫に「病院カモン!」と連絡

かろうじてLINEで「きてくださ」と打てた…!夫くんスタンバイOK!
LDR室がざわつきはじめる。ベッドの足部分が上がり、助産師さんも着替えがスタート!

15:00 夫到着 いきみ許可出ました

夫くんが来たとき、「やっと会えた…!(目ウルウル)」という具合で激しく安心する。
出産前は、会陰切開はもちろんのこと、う〇ち出てきたらどうしよう、お尻大丈夫かなとか、そんなことばっかり心配していたのですが、正直もうどうでもいい!
子宮口をガンガン広げられているのを感じながら、陣痛が来たときに思いっきりいきみました。
「うまいうまい」とおだてられて頑張れた!(バースプランに忠実)

いよいよ辛くなってきて、「あと何回いきめばいいですか」と聞いたところ、「何回がいい?」と院長先生に言われて少し和む。選べるんかい!
院長先生が助産師さんに指導しているのを聞きながら、ひたすらいきむ。

15:40 出産!!

「頭でるよ~」の合図とともに

どぅるん!!!

少し経って

オギャー!!!!

ついに出てきてくれましたー!!最初に思ったのは「やっと…終わった…」でした。
でも泣き声を聞いたときは感動して涙が出ました。(夫くんも泣いてた)

会陰切開はしなかったものの、中?に傷があったそうで縫ってもらいました。
チクチクはするけど、もうそんな痛みはどうってことない。写真撮ったり胎盤見せてもらったり…あっ
という間に時間が過ぎていきました…

晩ごはんに間に合わせるのが目標だったので、間に合ってよかった!もちろん完食。
LDR室から部屋に戻るとき、貧血気味で車いすに乗せてもらったのですが、どうもお腹が減りすぎてクラクラしていた模様…(笑) 持ってきていた甘栗を食べてなんとか落ち着きました。

翌日以降も、全身筋肉痛、お尻の痛み、本当に寝れない母子同室、涙腺崩壊などなど色々ありました!でも母子ともに無事で出産を終えられたことに何より感謝。

あってよかった・使わなかった陣痛バッグの中身

YouTubeやInstagramを見ながら陣痛バッグの準備をしたのですが、コロナ禍でひとりぼっちということもあり、要不要のものが普段とは違ったように思います。特に印象に残ったものは以下のとおりです。

あって便利だったもの
・ペットボトルストロー
言わずもがなです!ただ、飲み物何本も持っていってたけどストロー差し替える余裕はありませんでした…100均とかで複数買って、あらかじめさしておくと便利かもしれません。
私は水1本で乗り越えました…汗

・モバイルバッテリー
私は破水スタートでLDR室にいる時間が長かったため、手元で充電できるのは助かりました。

・お菓子(特に甘栗!)
出産後、夜ご飯食べたのにお腹がすいてクラクラになりました…。甘栗はお腹にもたまるし、胃もたれもしにくかったので、本当に持っていっていてよかったです!
ちなみにウィダーインゼリーは飲む余裕なく終わりました…。
気軽に買い物を頼めないので、食べ物飲み物は多めがいいかもしれませんね。

リップクリーム
噂どおり、口がとっても乾燥します!でも私はカバンから出しておくのを忘れ、最後カピカピ&ヒリヒリになって終わりました…。事前に手元準備必須!

いらなかったかも?なもの
・モバイル扇風機
わざわざ買ったけど…カバンの場所が遠く、取り出せないまま終わりました。(笑)
気軽に「あれ取って~」が言えないのは地味に困りました。

・アロマオイル(ティッシュに垂らすパターン)
ティッシュに垂らしたものを汗拭きタオルに挟んでおきました。しかし匂いがキツくて、だんだん気持ち悪くなるという最悪の展開…アロマオイル持参の方は、ディフューザーかストーンなどで”ほのかに”香る程度をオススメします。

ちなみに、アロマオイルはAMOMAのものを買いました!正期産に入ってから使用できるものです。匂い自体はとても良かったので、ご興味のある方は調べてみてください♪

余談:気になるトイレ事情

出産前に気になっていたこと…それは陣痛~出産までのおトイレ事情です。なんなら陣痛の痛みより気にしていました(笑)。だって、陣痛で苦しんでいるときにトイレ行きたくなったらどうしよう?!漏らさないかな?!恥ずかしい!!ってなりませんか?

私は出産当日3回くらいトイレに行きました。点滴とNSTを付けていたので、助産師さんに準備してもらって移動です。LDR室の隣がトイレだったので、陣痛の合間に「急げ急げ~!」という感じでした。座っているときに陣痛が来たら、手すりを握って耐える。(笑) 3回目のトイレは痛みも強くなっていたので、息も絶え絶えという感じでした。
助産師さんが「トイレ行っとく?」とタイミングを見て聞いてくれたので安心でした。
いよいよいきみます!という段階では導尿をしてもらったけど、陣痛のおかげ?で痛みも何もありませんでした。

そしていきんだときにう〇ちが出てしまうのではないか問題!結果的には「出ていない…と思う」です(笑) というか、気にしているどころではありませんでした。
もし出ていたとしても、助産師さんがスマートに処理してくれるであろうと信じられるほど、助産師さんに身を任せられます!
妊娠後期にできるとすれば、便秘とお腹壊しには気を付けておくくらいですかね。産後すぐのう〇ち…めちゃくちゃ怖いです…かなり時間かかりました。(笑)

トイレとは少し違いますが、私は嘔吐することへの恐怖心がとても強いです。(小学生以降、一度も嘔吐したことがありません)つわりもとっっても怖かったのですが、嘔吐はありませんでした。
出産当日も気持ち悪くならないか、非常に心配しておりました…。「吐かない!」と決めていたからか、私の場合は最後まで嘔吐せずにすみました。
妊娠を希望しつつ、私と同じように心配していらっしゃる方がいるかもしれません。大丈夫です。一度も嘔吐せずに妊娠出産を終えることができました!

汚い話を最後につらつらと失礼しました。
人生の一大事である出産のことをしっかり書き留めておきたいと思い、レポートがついつい長くなってしまいました。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!!

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